JAXA(宇宙航空研究開発機構)に認証された「宇宙日本食」。
JAXAの宇宙食は、名だたる大手企業が認証を受けており、安全性をはじめ、高い技術力が問われます。
私たちのオリジナル商品はその認証にとどまらず、
実際に宇宙飛行士がISS(国際宇宙ステーション)に持ち込み、実食されている実績ある一品です。
小豆島から宇宙へ
JAXA認証「宇宙日本食」
そもそも「宇宙日本食」は、宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在する際に日本食を楽しめるように...との思いから生まれました。味や栄養だけでなく、厳しい衛生管理が求められ、大手の商品が肩を並べるJAXA認証の宇宙食。
そこになぜ、宝食品の「ちりめん山椒」が選ばれたのでしょうか。
それには、いくつもの理由がありました。
日本の家庭で日常的に食べられているメニューであること。
宇宙飛行士の健康維持やリフレッシュに役立てること。
決して食中毒を起こせない宇宙空間で、徹底して衛生的であること。
容器や包装などが燃えにくいこと。常温で1年半保存ができること。…などなど。
「ちりめん山椒」が選ばれたのは、JAXAが掲げる宇宙食としての基準をすべてクリアできたからなのです。
私たちのオリジンは「つくだ煮」です。離島ゆえ加工品が発達した歴史があるなか、瀬戸内の魚や小豆島の醤油などその土地ならではのものを使った「つくだ煮」は、今も私たちの商品づくりの柱になっています。
“自然のもの“を素材とした商品をつくりながら「衛生管理水準の高さをどこまで追求できるか」。これは、私たちにとっての大きなチャレンジでした。昔ながらの製法と、最新の衛生管理工程の両立、その高いビジョンを現実のものにした目標が宇宙日本食だったのです。
実際、開発には8年もの月日を要しました。試行錯誤を繰り返し、生活者が思う安心・安全をさらに超える、高い水準での衛生管理を徹底することができました。また、変わらず地元の素材を使い、長く愛されてきた味を守ることができたと自負しています。
こうして満を持して生まれた「JAXA認証宇宙日本食ちりめん山椒」は、瀬戸内産のカルシウムたっぷりのちりめんじゃこと国産の実山椒を使用し、小豆島産の淡い色の醤油と砂糖・調味料で炊き上げています。
JAXA指定のパッケージの中は真空パックを施しているので、常温で1年半の保存が可能です。「ちりめん山椒」は真空処理によって固められるため、宇宙食らしく、袋から取り出してもバラバラ散らばることがなく、食べやすいのも特徴です。
ピリッとした辛さと小魚の風味が癖になると評判で、ISS搭載パッケージのままポケットに入れてキャンプに持っていったり、カバンに入れておやつがわりに食べているというお客さまもいらっしゃいます。
宇宙飛行士が実際に宇宙で食している「ちりめん山椒」。
皆さまもぜひ、ご家庭で、お出かけ先で楽しんでいただければ嬉しいです。
宝食品のアンテナショップ「京宝亭」からお届けいたします。
JAXA認証「宇宙日本食」
宝食品 開発部
執行役員部長
担当者代表 吉岡 伸
日本人のご飯のお供である「ちりめん山椒」を宇宙でも食べて頂きたい、その一心で宇宙日本食の取り組みを進めてまいりました。
開発途中、新工場の建設による製造場所の変更や設備の変更などの様々な困難もございましたが、 何とか認証を頂く事ができ、小豆島という離島の中小企業でもJAXA認証の宇宙食ができるんだということが証明できました。